たびごころ

旅と心、ちょっぴりスローライフ。癒し人が語ります。

台湾旅行記(2017年11月)後編

こんにちは。
女子力高めのイケオジ癒し人、恵守真史(えもりまさひと/まぁ)です。

先日インスタ(ポエマーアカウント)にアップした2017年11月の台湾旅行記・総集編の後編を今回はお届けします。
旅とこころのブログを謳いながら、やっと旅の内容になりました笑

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台湾 2017年11月⑥

  

九份からすぐにそこに見えていた基隆には、バスで1時間ほど揺られて着いた。

潮の香り、カモメの鳴き声、波の音。山国に育ったぼくには、どれもなつかしさより新鮮さを感じる。

なにより、基隆に港町独特の開放感を感じ、わくわくしながら歩きはじめた。

 


台湾 2017年11月⑦

  

17世紀にスペイン人が築いた台湾北部最大の貿易港で、人口37万人の基隆。

スペイン人が築いたというその面影を見つけたくて、町を探して歩いたが、それは見つけられなかった。
よく考えれば四世紀も前の話だ、それもムリはないだろう。

だが、町の至る所で夜市の準備を急ぐ現代の台湾人から、この町の活力を感じることができた。

 

台湾 2017年11月⑧

    

海の幸が多いと言われる基隆の夜市を巡ることなく、ぼくは台北に戻った。
台湾人の友人と再会し、台北で最も有名な夜市、士林市場を散策することになっていたからだ。

胡椒餅、友人おすすめの黒糖ミルク、何を口にしても美味く、士林市場は夏祭りのような活気にあふれている。

そして、終電まで友人と語り一夜が明けた11/3、ぼくは迪化街の散策に出かけた。
知らない間に、雨が降っていたようだ。

 

台湾 2017年11月⑨

 

 

11/3、台北の問屋街で古い街並みを残すと言われる迪化街を訪れた。

古い街並みと言っても、日本や中東のそれとは異なり、近代の歴史ある貴重な建物がいくつも並んでいる。

その迪化街を散策した後、パワースポットと言われる龍山寺に参拝へ出かけ、参拝を終えると近くの食堂に入った。

地元のおばちゃんに親しげに中国語で話しかけられたのだが、現地語で話しかけられるのはこれで何度目だろう?

夜は友人と温泉に行く約束をしていたが、約束まで時間が少しあった。

なんだか疲れてることに気づき、働いている友人には悪いと思いつつ宿に戻り、少し眠りについた。


台湾 2017年11月⑩

 

11/5、飛行機は早朝の羽田空港に到着するも電車は動いておらず、睡魔と戦いながら始発を待って帰宅した。

駅前の窮屈な景観から日の出を待ち切れずあふれて出てきた光の美しさを前に、
ポジティブに振る舞おうとしたが、そうしないといられないほど、耐えがたいさみしさを感じていた。

11/3は友人と温泉に行き、台北の夜景を眺めながらお茶をして、夜市を歩いたが、
11/4はすでに友人に予定があり、ひとり街を散策し、温泉に入って、空港に向かった。

元々ひとり旅の予定だったのだ、そんなことは特別なことでもなんでもない。

だけど、、

温泉で流れていた任賢任Richie Jenの「對面的女孩看過來 Look over here, girl」に、「俺、この歌大好き!」と初めて聞いた1999年の香港の思い出を話したり、

砂糖を入れないで飲むミルクティーを「オカシイヨ!」と言われたり、

夜市で飲んだことのない飲み物を渡され、「うわ、めちゃくちゃ美味い! 何これ?」「ウーン、ナンテ言ウンダロウ? (スマホを見せながら)コレ?」「あ、サトウキビや!」と話したり、

そんな、
なんでもないことを分かち合い、その時間を重ねてきたことが、どれだけあたたかくて、安心できて、心強いものだったのか、

帰国して何日経っても癒えないさみしさに、それを思い知った。

 

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今回はインスタにアップした2017年11月の台湾旅行記の総集編(後編)をお届けしました。
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